移動平均の乖離率を見ることは、相場の傾きを知る上で
大変重要なことでしょう。

FX取引においても、価格が移動平均線から20%以上乖離
している場合は、相場の過熱を疑う必要が出てきます。

そのような場合は、RSIも30%・70%といった売られすぎ・買われすぎを
示す水準に達してい場合がほとんどです。

レンジブレイクをしていないという前提で、乖離が一番大きいタイミングで
逆張りを行うことで、移動平均線からの行き過ぎた乖離の修正の動きを
取ることが出来ると考えます。あくまでも逆張りになるため、ストップは
浅めに設定し、レンジをブレイクした場合にはすばやく手仕舞いを行い
トレンドが発生した方向にポジションをひっくり返す必要があるでしょう。

FX取引の中でレンジ相場は7割以上といわれているようです。
細かい値幅を繰り返し取っていくデイトレードや、スキャルピングと呼ばれる
スタイルと相性がよい手法だと思います。あくまで短期トレードで、
かつトレンドが発生したらとことんついていくということが大切かもしれません。